心筋梗塞の体験談

平成8年11月 男性 73歳

私が突然の急性心筋梗塞に襲われたのは、忘れもしない平成八年十一月二十九日(正確には三十日)深夜でした。それこそいつも通り十時頃風呂に入り、NHKのニュースを十一時二十五分頃迄視て床についたのですが、どの位眠ったか、ふと目覚めると、額から冷汗がとめどなく出てきました。別に頭痛がするとか胸苦しいとかで無いのです。が念のため娘を起し脈と熱を計ってもらいましたが、異状はありません。しかし冷汗が止まらない故、かかりつけの医師に電話をして来てもらいました。

聴診器で前と後から検査しましたが、これといった異状もなく、単なる疲労でしょうとのことで回復の注射一本を打って帰りかけたのですが、娘の「先生あの冷汗がとまらないのは普通では無いでしょう」との問いに、医師は靴まで履いていたのを「そんなに心配なら」と戻ってきて「どうこの上は心電図を」。言いも終わらない中に娘は「先生それをお願いします」。医師はチラッと時計を見て「時間が時間だから十分もあれば」と、本当に十分もたたない中に戻ってきて取りつけて操作を始めました。そのとたん「アッこれは僕の手に負えない電話を」J病院へ、全くの偶然というか運が良いというか、県内でカテーテルの取扱いではピカ一のI医師が当直でした。間髪を入れず救急車を呼びました。救急隊員にタンカへ運び上げられるのは憶えていますが、その後は全然解りません。

私が何十分か何時間たったか、魑魅朦朧の世界からこの現世に微かながら甦ったのは、「アッ通った」という言葉を聞いたのが最初だったと思います。後で聞いた話ですが、このときI医師から妻と娘に「手はつくしました。つまっている血管にうまくカテーテルからバルーンが通ってふくらみました。血流は一応順調に通っていますが、何ぶんにも時間が経過して一部分が壊疽(組織が死んだ状態になること)を起しているので、死の覚悟はしていて下さい。あとはご本人の生命力だけです」という話があったそうです。

一日、二日はまたたく間に過ぎ三日位して回診のI医師に、その節のお礼を言うと「いや私はただ医者として機材を操作したまでで、どうもあなたの場合は奥さんと娘さんが恩人ですよ」と言われました。確かに前後の行動を考えるとなるほどとうなずく事ばかりです。妻と娘には本当に有難うと心から礼を申します。ところがこの二人は申し合わせたように「羅門先生のお力のお蔭ですよ」と口酸っぱく申します。

話はさらに三、四年前にさかのぼりますが、老妻と娘が八尊光倫会・羅門先生との関わりを持ったのは、娘婿が難病になったのがきっかけでした。以来妻と娘がお参りに出かける時は、気をつけてな、帰宅の時は、ああお帰り、それだけでした。しかし、話の中で羅門先生が如何に卓越した超霊力をお持ちの方か、いまだかつてお会いした事の無いお方であり、随って八尊光倫会・本山にお勤めする方々も親身溢れる人達ですよとは聞いていました。いくら妻子、それに孫二人が、またとない偉大な聖人ですと言っても中々にピンとこないのが実状で、信仰の無い日々を送るよりは良い事だからと、その程度の理解しか持っていませんでした。

入院してからまたたく間に三週間が過ぎ、退院しても良い日が近づいてきました。I医師から「緊急入院時のモニター写真と現在のモニター写真を見比べるから娘さんも一緒に見て下さい」との事。右心房異常なし、左心房は一番上部の入り口から真黒(いわゆる血流なし)。ところが実に不思議なことに下辺(先端)の方から微量ながら血が逆流していて「ホラここの部分」とモニターの写真を指さして壊疽を防いでいるという、この分秒を争うそれこそ間一髪の危機だったことを告げられたのです。I医師、T医師、O医師等、科学の先端を行く医療技術を駆使するこの医師団が、何とも不可解極まる珍現象に首をひねるばかりで、医者は「奇跡だよ、本当に奇跡だよ、あなたの心臓は変っていますね」の一言です。そしてこちらが現状の動きですと示されたモニターには、なる程正常な血が脈々と流れているのが写し出されていました。娘は「コレよ」と例の逆噴射の実状をハッキリと示したのです。

超霊力の奇跡、真の奇跡なる「御力」を、私は初めて直感したのです。そうだコレコソが時と空間を超えた超霊力の意志そのものだと痛感したのです。娘が言うには、病院到着と同時に羅門先生に連絡を入れ、それこそ深夜にも関わらず直ちに「祈願行」に入って下さったとのこと。私のような信仰の無かった者にまで先生は超霊力を通じて甦らせて下さったのです。何と有難いことです。ただただ感謝の外ありません。

私はこの世で有り得ない、誠に摩訶不思議な現象を体験した何萬何十萬分の一人です。私は自分自身で奇跡を体験し、その奇跡の源である御聖祖・羅門先生には本当に感謝し、心から尊敬しております。現在月一、二回の定期検診を受けていますが、この三年間体重、血圧等全然変動がなく安定した、心身ともに正常な日々を送らせて頂いております。これも偏に御聖祖さまの日頃のご庇護の賜と深く感謝しております。

前書きが長くまことに拙い語りになりましたが、ありのままを語り綴ったものです。

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